結構、音楽系の映画って好きなんですよね。
ちょっと古いけどこの映画もそういう好きな音楽系映画の一つ。
グラム・ロック隆盛の70年代のロンドンを舞台に描いたちょいダークで甘酸っぱくて切ない青春映画。
まずは出演者が今となってはとても豪華。
あの人を彷彿させるブライアン・スレイド役にはジョナサン・リース・マイヤーズ。
もう一人のあの人を彷彿させるカート・ワイルド役にはユアン・マクレガー。
そしてブライアンの熱狂的なファン、アーサー・スチュアートを演じるのはクリスチャン・ベール。
更に音楽プロデュースはREMのマイケル・スタイプだし、サントラも豪華で凄くいい。
"The Venus in Furs"、"Shudder To Think"というこの作品の為に組まれたスーパーバンドがロキシー・ミュージックのカヴァーを披露しているのも面白い(知ってる人は知っていますが、知らない人はググってもらえれば誰かわかります)。
その他にもブライアン・イーノ、Tレックス、プラシーボ、ルー・リードらも参加している。
中でもちょっと好きなのはこのPV。
Velvet Goldmine - The Ballad of Maxwell Demon (VIDEO) - YouTube
クオリティーも含めて、何度観てもいい感じだなと思う。
音楽もさる事ながら、ファッションがとても素晴らしい。
・第52回 英国アカデミー賞衣装デザイン賞受賞
・第71回 アカデミー賞 衣装デザイン賞ノミネート
先日書かせていただいた「あの頃ペニー・レインと」同様、ちゃんとその時代の空気感を伝えてくれる仕上がり(スタイル)になっていると思う。
オスカー・ワイルドのネタも面白かったしね。
当時の日本版予告編もあったので一応ペタリと。
もし観ていないなら観てみて欲しい映画の一本です。
『ベルベット・ゴールドマイン』 日本予告篇 - YouTube
Style is everything.