読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

第七十三話 「いなたさ」と拘りについて

皆さん「90Clothing」をご存知でしょうか?

以前こちらのブログでも少々触れさせていただきましたね。
初めて聞く方、読んだかしれないけど記憶にないよって方はコチラを一読。
 
日々、いろんなプロダクトって進化していて、現在販売されているボディーも丸胴だけど、いい感じの「いなたさ」(無駄な身幅の広さとか首フライスの太さや詰まり感とか)が抜けてて全体的にお洒落になってしまいました。
プリントに関しても当時より優れた技法も生まれましたし、環境破壊問題やアレルギー問題も相まって使用するインクや染色に関しては大幅な変化が必要とされました。
何よりも、そういった様々な諸事情によって仕上がりの雰囲気も変わってしまいました。
だからこそ「まんま(そのまんまの略)」っていうのは非常に難しく、レプリカブランドさんが創り出すプロダクトの素晴らしさにはいつも感銘を受けております。
 
ということで私が手がける「90Clothing」のアイテムに関しては現代的ななかに独特の「いなたさ」を表現することでした。
 
まずは当時の写真を探してみましょう。

f:id:hynm_murata:20161118155950j:plain

ちなみにこの真ん中のサークルロゴを着用しているのがKevin Staab本人で時代感丸出しですが、swatchの重ね付けとかSimsのデッキとかやっぱ格好いい。
 

f:id:hynm_murata:20161118170922j:plain

SOUNDGARDENに関しては当時Chrisに限らずメンバーみんながMVやライブでもかなり着用しているのでチェックしたい方はSOUNDGARDENvevoを観て下さい。
(個人的にはNIRVANAよりSOUNDGARDENのほうが堪らなく好きでした)
 

で、出来たのがコチラ。

f:id:hynm_murata:20161118204810j:plain

ボディーには一番初めに拘りました。
まずは「アメリカンボディーで6oz(オンス=厚み)以上でサイズ感ももちろんアメリカンサイズ、もちろん当時からあるUSブランドで!」という意見から導き出された様々なボディーの中から選定。
プリントも胸プリントじゃ不快感すら伴うあの分厚さも表現しないとってことでベトつきそうな厚みに拘りましたし、新品時の軟質と硬質が入り交ざった若干ザラついたタッチ感や洗っていくうちにかすれてきたりクラックしたりする独特のあの感じもイメージしました。
ですのでもちろん着込んでいく(洗いの回数を重ねていく)とプリントにクラック(下地が見えて割れてくる)が出てきますが、それはあえてのアジです。
やっぱりそのアジがこう言ったプロダクトの本質であるコア(核)な部分でいて「いなたさ」にも繋がるんじゃないかと。
 
自身、初回ロットのものを着てますが、私的にはガンガン洗い倒して着てるとボディーも含めていい感じにヤレてきましたし、それによって雰囲気というか佇まいというかなんていうかとにかく周りからもかなり評判の良い仕上がりです。
(あくまで私的ですので上記に記載していることによって起こる問題点に関しましては一切の責任は負えません)
 
ってことで前置きが長くなりましたが、JOURNAL STANDARDさんのエクスクルーシブアイテムを手がけさせていただきました。

f:id:hynm_murata:20161118131917j:plain

(写真はBAYCREW’S GROUP DAILY BLOGさんからお借りしました)
「あれ?このプリントのロンTって出てたっけ?」って感じで当時感も残しながら現代的に若干アップデート。
 
スウェットパーカーとスウェットパンツに関してボディーはUSコットンを含む独特のポリエステル混紡の質感で、プリントはロンT同様分厚さと着込んでいくことによって出てくるピリング(毛玉)とクラック(割れ)の馴染み感に拘りました。
 
今回ご紹介させて頂いている商品の中でもロンT、パーカー、スウェットパンツに関しましてはJOURNAL STANDARDさんでしか買えないカラー&デザインとなっておりまして、サークルロゴの数字が下地が見える抜き仕様(キャップを除く)となっています。
 
という感じで私的でいて何故ボディーなのかって部分への拘りっていうのはなかなか普段ご説明できないので今回は書きました。
 
アイテムの詳細はBAYCREW'S GROUP DAILY BLOGさんにも記載されていますので皆さん是非チェックしてみて下さいませ。

「いなたさ」に拘って当時を知ってるメンバーであーだこーだ言いながら作り上げましたが、やっぱり90Clothingってかっこいいブランドですよ。

 

栗さん、マサ、ありがとう!

またみんなで(笑)

 

Style is everything.